大豆とエストロゲンと炎症

 

 

8年前のブログ(アメブロ)でこんな記事を書いています↓

 

『豆乳の摂取を控えたらPMS(月経前症候群)が軽くなりました』

 

 

この頃、特に胸の張りが異常に強くて

心配だったのを覚えています。

 

 

まだ身体の基本をしっかり理解しておらず、

 

つぎはぎの健康知識で

良いと思われることに飛びついていた頃。

 

 

豆乳も身体に良いと思って

積極的に摂っていたのです^^;

 

(今は全く摂らないです^^

 

 

このブログ記事を読み返すと

朝ごはんも“身体に良いと思って”抜いていますね~^^;

 

 

菜食やローフード、

小食や不食に憧れていたこともありました^^;

 

 

 

一生懸命だけど

頭でっかちだったのですね。

 

 

基礎根本が抜け落ちていると

そういうことが容易く起きてくる、、、

 

今はその構造がよーく見えます^^

 

 

 

大豆製品はとても身体に良いイメージが定着していますが

過剰摂取には注意が必要です!

 

 

大豆に含まれる成分の大豆イソフラボンは

女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ており、

 

エストロゲンと似た働きをすることから

 

大豆エストロゲン植物性エストロゲンと呼ばれています。

 

 

これまたエストロゲンも

髪や肌をつややかにするなどの良いイメージが

定着している様に感じますが、

 

エストロゲンは良くも悪くも

身体に炎症を起こさせるスイッチ

のような役割するホルモンです。

 

だから、

多い方が良いとか少ない方が良いとか

そういう安易な話では全くなく、

 

“必要な時に必要なだけ分泌される”

 

 

それが正解!

 

 

 

「炎症を起こさせるスイッチ」ときくと

 

分泌されない方が良いのでは?

と思う人もいるかもしれませんが、

 

 

身体はとーっても良く出来ていて、

 

そのスイッチによって

第二次成長がスタートするし、

 

毎月の生理を起こしたり

細胞を活性させたり

 

そんな風にして

健康な身体を営んでいるのですね^^

 

 

なので、

 

そんなエストロゲンと似た働きをする

大豆エストロゲンが過剰に体内に入ってくることは

 

果たして良い事なのか?

 

 

考えてみて下さい。

 

 

 

ましてや今の私たちを取り巻く環境中には、

エストロゲン作用のある化学物質(環境ホルモン、内分泌かく乱物質)で溢れかえっています。

(ヘアー剤、農薬、PFAS、プラスチック etc

 

 

更年期になると卵巣機能の低下に伴って

「エストロゲンが足りなくなる」

と言われていますが、

 

これも本当なのかな?

 

 

エストロゲンは男性でも産生されているし

卵巣以外の組織でも産生されることがわかっています。

 

 

全体的に眺めてみたら、

どちらかというと黙っていても過剰になっているのではないか?

 

そして様々な炎症(更年期症状、関節痛、ガンなどなど)の

火付け役になっているのではないか?

 

そんな風に見えてきます。

 

 

 

 

大豆等の植物エストロゲンは化学的なものに比べて

微量でも強い作用があるとのことで、

 

甲状腺や胸腺にダメージを与えることも分かっています。

 

 

甲状腺や胸腺は代謝や免疫にかかわる

とても大事な臓器です。

 

 

更に、大豆の毒性はエストロゲンだけではないし

遺伝子組み換えや農薬の問題もあります。

 

 

身体に良いからということでの過剰摂取は

誰にでもお勧めできませんし、

 

甲状腺機能に問題のある人はもちろん

 

慢性疾患やPMSや更年期症状のある人

不調があって元気のない人においては、

 

炎症のスイッチとなる大豆製品は控えた方が賢明だと考えます。

 

 

味噌や醤油などの

伝統的な発酵食品の毒性は低いと思いますが、

 

私は更年期や生理の諸症状が強いなと感じる時は

お味噌汁も控える様にしています。

 

実際そういう時はあまりおいしく感じないものです^^

(身体が受け付けない感じ

 

 

 

どうぞ作られたイメージや

良い・悪いの思考よりも

 

自分自身の身体の声を聴き、

 

よく相談しながらやっていけますように(-)/

 

 

(2024.03)